学術活動

2020.03.24

新型コロナウイルス拡大における当院の感染予防体制に関して


新型コロナウイルス(COVID-19)
感染拡大における当院の感染予防体制に関して

 

 平素よりAQUA日本橋DENTAL CLINIC にご来院いただき誠にありがとうございます。

 当院では、厚生労働省、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)、国内外の最新の論文や学会より最新の関連情報を収集しております。

多くの情報を慎重に精査し、以下の考えうる最善の感染予防体制を整えております。

また、今後の診療体制は政府の発表等によって診療制限などを行う可能性があります。

《 当院からのお願い 》

院内感染を防ぐため、患者様には以下の対応をお願い申し上げます。

▼ 新型コロナ感染症が疑われる方 

次の症状がある方は一旦治療をキャンセルいただき、各都道府県の「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。

  • 風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
  • 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(咳、呼吸苦)がある
  • 14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した
  • 新型コロナウイルス感染症の方および感染症検査を行なっている方と濃厚な接触があった

※微熱や軽度な咳の場合でも万が一の感染を考慮し、当院の判断でご予約の延期等をお願いしております。

▼ 上記以外の方(通常の方)

4月2日現在 患者様、スタッフの安全を配慮して以下のような診療制限を行っております。

1)1日の来院患者数の制限

2)処置の延期、ご予約の延期のご提案

3)初診患者様の受け入れの一部制限


また、今後の診療体制は、物資の供給不足・政府の発表によっては急遽変更となる可能性もございます。

来院前に出来るだけ、当院HPの“最新のお知らせ”や“お電話”にて診療状況をご確認頂ければ幸いです。
ご不安な患者様においては、当院スタッフまでお気軽にご相談下さい。

《 来院される全ての方へ 感染症対策のお願い》

当院へご来院される方は、以下内容へのご協力をお願いいたします

◇手指消毒にご協力ください


クリニック入り口前に手指用の消毒液をご用意しております。

ご来院の際は、入室前に必ず手指消毒いただきますようお願い申し上げます。

◇マスク着用のお願い



ご来院の際はマスクの着用をお願いいたします。特に、最も感染リスクが高いであろう待合室におきましてはマスクを着用してお待ちいただきますようお願い申し上げます。

◇診療室入室前に当院スタッフが全ての患者様の手指を消毒させて頂きます



当院では、待合室と診療室を清潔レベルを変えて管理しております。
院内感染防止のため、診察室へ向かう前にスタッフより手指用アルコール消毒の噴霧をさせていただきます。

ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い致します。

また、治療前に1%過酸化水素水を用いた口腔内消毒もお願いしております。

※歯科治療前に過酸化水素水を用いたうがいを行うことは、コロナウイルスを抑制する効果が期待できるとADA(アメリカ歯科医師会)で推奨されております。

◇スタッフの医療用ゴーグルおよびマスク着用について



患者様の安全を守るためには、スタッフの感染リスクに対する配慮も万全にしておく必要があります。
そのため当院の医師、スタッフにおきましても感染予防を行なっております。
治療時は医療用ゴーグルの装着、説明時はマスクを着用しての対応をさせていただいております。
(感染経路として目からの感染も報告されております。)

口元を見せず大切なお話をさせて頂くのは大変不本意ではございますが、感染予防を第一優先とさせて頂いておりますので、ご容赦いただけますと幸いです。

◇咳エチケットへのご協力をお願いします



治療中はもちろん、お口を開けて治療を受けて頂きます。

医師、スタッフはマスクを着用し、診療室間には十分な距離を確保しておりますが、万が一咳き込んでしまう場合はティッシュやハンカチ、上着の内側や袖で口元や鼻元を覆う「咳エチケット」にご協力ください。

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html

 

◇タバコと新型コロナウイルスについて

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症リスクと喫煙(タバコ)に関して、現在(2020年3月25日現在)大きく注目されております。

WHOのQ&Aページでも、新型コロナウイルスを防ぐために控えることのひとつとして喫煙を挙げています。
喫煙に関しては、以前から当院でも口腔癌、歯周病等の予防や治療、インプラント治療、矯正治療に悪影響を与える因子として着目し禁煙指導を強く推進して参りました。喫煙は、ご自身の健康を害するだけでなく、家族などの身近な方への健康リスクを高めます。

引き続きご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い致します。

《当院の院内感染予防の取り組み》

* 感染対策においても妥協はしません!!*

当院では、医療従事者として妥協しない・制約を受けない保険外診療を中心に診療を行っております。そのスタイルは、他の多くの医療従事者(医師、歯科医師、看護師など)からも支持を頂き、非常に多くの医師が通院しております。また、他の医療機関からのご紹介も多く頂いております。
そのため、日々の医療技術の向上から感染管理などの細部まで定期的なスタッフ教育・医療機器の導入まで努力を惜しみません。

詳しくは、当院の特徴をご参照ください。

▼クラスB規格の 高性能滅菌器の導入



国内で一般的に用いられている”クラスN滅菌器”では、器具の種類によっては滅菌が不十分な可能性があります。

そこで、当院では高性能滅菌器である”クラスB滅菌器”を使用しております。

*「クラスB滅菌器」とは世界で最も厳格とされる欧州の歯科医院の滅菌基準を満たした滅菌器で、バキュームと加圧を組み合わせることで確実な滅菌ができます。しかし、国内では使用が義務付けられておりません。また、通常の”クラスN滅菌器” に比べてコストが5倍〜10倍かかるので日本ではあまり普及しておりません。

▼全自動医療用洗浄機(熱水洗浄・消毒器)ミーレジェットウォッシャーの導入



  どんな高性能の滅菌器を用いても、滅菌前に確実な器具の洗浄が行われてないと滅菌効果が低下します。 そこで、当院では、医療器具専用洗浄機ドイツ製(ミーレ)ミーレジェットウォッシャーによる確実な全自動熱水洗浄・消毒システムを採用しております。

ミーレジェットウォッシャーとは?

”ミーレジェットウォッシャーとクラスB滅菌を組み合わせた滅菌方法”は、理想の洗浄・滅菌方法として国際的に推奨されております。  さらに、ミーレジェットウォッシャーは消毒・滅菌の世界基準である「ISO15883」に規定された「93度+5分間」という条件をクリアした、歯科治療で使用した器具の洗浄・すすぎ・消毒・乾燥を自動的に行う熱水消毒器です。ミーレジェットウォッシャーは新型コロナウイルスはもちろん、さらに強いB型肝炎ウイルスなど耐熱性病原体も不活性化するAo値3000の基準で熱水消毒が行われます。

https://www.media-inc.co.jp/icbu/product/washer/miele.html

 

▼ハンドピース専用の自動洗浄・高性能滅菌器の導入

昨今、ハンドピース(歯を削るための医療機器)に対する滅菌管理が注目されております。

ハンドピースは、特殊な複雑な構造であるために、通常の滅菌機では滅菌操作が完全ではない可能性が指摘されております。

そこで、当院では、以下の現在考えうる最善の管理体制を整備しました。

)ハンドピース専用のクラスS滅菌器 

国内のハンドピースメーカー(ナカニシ社)製のハンドピース滅菌専用の滅菌器を導入し、患者様毎の確実な滅菌操作を行っております。

2)ハンドピース用の自動洗浄・注油システムの導入 



ハンドピースの滅菌操作を確実に行う為には、自動洗浄・注油システムが有効です。

当院では、滅菌操作を行うために、国内基準より厳格な国際基準をハンドピース滅菌においても採用しております。

参考資料:NSK(ナカニシ iClave Mini)滅菌ハンドブック「ハンドピースを安全に使用するために」より

▼感染症対策に強いハンドピースを患者様毎に使用

一般的に歯科医院では、圧縮空気を利用した切削器具(エアータービン)をしております。
しかしながらエアータービンは、感染症対策に長けておらず、切削時に患者さんが痛みを感じやすい、削りすぎる等の欠点がありました。
そこで近年、5倍速コントラエンジンの使用が注目されるようになりました。

当院では数年前より、エアータービンから5倍速コントラエンジンへの完全移行を行いました。

▼ ラバーダム(ゴムシート)を用いた治療

ラバーダムは治療の確実性を向上させるだけでなく、感染症対策においても効果的であるとADA(アメリカ歯科医師会)がアナウンスしております。
(処置の内容によって使用できない場合もございます。あらかじめご了承ください。)

 

▼ ディスポーザブル製品の使用

当たり前のことですが、医療用グローブ、コップ、エプロン等の滅菌が難しいものについては使い捨て(ディスポーザブル)製品を使用しています。

患者様ごとに新しいものに交換することで清潔保持を行なっております。

 

▼ 消毒用アルコールおよび加速化過酸化水素水(AHP)による院内消毒の徹底

普段より診療後の診察台、チェア、操作パネル等をアルコール消毒・AHPを実行しております。

さらに追加事項として、ドアノブや取っ手、待合室ソファのアルコール消毒・AHPも行なっております。

※AHPとは、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)から最高レベルの効果を認められた消毒剤です。COVID-19は勿論、歯科医療に関する様々なウイルス、細菌などに対して非常に強力に除菌が期待されます。しかも、従来の除菌薬に比べて人体に対する毒性は極めて少ない事でも優れております。
当院では、数年から注目しており採用しております。

https://virox.com/

▼ 院内の空気清浄・湿度管理の徹底

院内では、空気調和器によるセントラルコントロールによって、ウイルスの活性が抑制されるよう湿度管理(50%以上)されております。
さらに、新鮮な空気が室内に取り入れられるような換気管理が常に行われております。

 

出入りが多い入り口には、次亜塩素水を用いた加湿消毒を設定しております。

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 当院では、最新の歯科医療の提供を陰で支える最新鋭機の滅菌体制を積極的に導入しております。

今後も、患者様とそのご家族、クリニックスタッフの安全を第一優先した歯科医療の提供を行って参ります。

ご理解ご協力の程、何卒よろしくお願いいたします。

 

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【参考】

REVIEW ARTICLE  Transmission routes of 2019-nCoV and controls
in dental practice    International Journal of Oral Science (2020)12:9