当院の歯科医療に対する志と活動に共感していただいた“ある2人の患者様”のご支援によって、先進設備と癒しの雰囲気を備えた歯科医院を目指し2013年に誕生することが出来ました。当院では、一部を除き自由診療と矯正治療を中心に高品質な歯科医療を提供しております。
“包括的矯正歯科治療”の提唱者として海外の学会等でも注目されている綿引院長を中心に歯に対して志の高い歯科医師が、時間や費用が多少かかっても、“質の高い歯科治療を受けたいと考える方”や“包括的歯科治療・包括的矯正治療™️(インターディシプナリーオーソドンティックトリートメント™️)を希望する方”、そして、近年は、“全国の他施設(個人クリニック、大学病院など)の歯科医師からご紹介頂きた患者様”を対象として、他の歯科医院では対応が難しい審美・矯正・歯周再生・精密根管治療などの歯科医療を行なっております。
なぜ保険歯科診療を積極的に行わないのか?
保険制度では、医療は平等の精神から“病気に対して最低限の治療を行う”となっております。特に歯科保険診療は、材料や機材、期間、回数などが決められており、医師の経験や技術の差は全く考慮されていません。つまり、経験の無い1年目の歯科医でも、世界的に有名な歯科医師でも、同一の治療内容、同一治療費であるとの考えを基本しております。しかしながら、実際には歯科医師の技術には大きな差が存在しております。
結果として、技術を持った歯科医師にとっては、本来なら自身の高い技術で救える歯を救えないとてももどかしい状況が保険診療によって生まれてしまいます。
保険診療を行わない選択は、全ての患者様の理解は到底得られません。また、歯科医院側としても経営面では大きなリスクを伴います。しかし、私達は、目の前の患者様に対して誠心誠意向き合い、妥協することなく責任を持った治療を全力でご提供したい。そんな医療人としての原点に立ち戻り、制約の多い保険診療に束縛されることのない真の歯科診療をご提供したと考えております。
高い技術で患者さんの大切な歯を
救うための当院のこだわり
高い技術や知識を持った歯科医師が自身の能力をフルに発揮するためには、環境と適した材料、設備環境が不可欠です。
例えば、根管治療(歯の根における細菌感染症)の場合、保険診療では、細菌を半分も除去できません。一方、マイクロスコープやCTスキャン、ラバーダムを用いた国際基準の手法である“精密根管治療”を行なった場合には、ほぼ完全に細菌を除去することが可能となり成功率は約5倍以上向上します。
審美修復はセラミック修復が一般的です。素材自体にはそれほどの大きな違いはありませんし、安価な外注の技工所によって大量製作されたセラミック修復物を提供するクリニックも多くあります。
しかしながら、技術のない歯科技工士が大量生産したセラミッククランと、高い技術を持つ技工士が丁寧に何時間もかけて製作したセラミッククラウンでは、品質に大きな違いが生じます。当然、納品コスト(歯科医院が技工士に支払う技工費)も数倍異なります。
さらに、高い技術を持った歯科医師がマイクロスコープなどの先進機器を用いて治療を行なったとしても、技工士との密接な連携がなければ、高い審美性や精度(適合精度が悪い場合には、隙間から細菌が侵入して虫歯の再発リスクが高まります)を決して得ることは出来ません。
つまり、高い技術を持った技工士がクリニック内に常勤で勤務する環境が理想と言えます。しかし、現在日本には高い技術を持った歯科技工士は、非常に少なく探す事は困難な状況です。
当院においては、業界内でも高い評価を得ている技工士の鬼塚 浩靖氏の審美歯科技工所(Qurio Esthetic Laboratory)を院内に誘致しました。これは、今まで、多くの高名な歯科医師と一緒に仕事をしてきた鬼塚氏が当院を理想の歯科医療を生涯かけて目指すことができる信頼できるパートナーとして認めてくれたからにほかなりません。
歯科医療におけるアートとサイエンス・科学
医療における“アート”とは、「芸術的な高い医術(医学的な技)」の他に、「患者様一人ひとりに寄り添った癒しの医療」の2つの意味があります。また、大原則として、医療はサイエンスに基づかなければなりません。当院は、誰もが心地よいと感じる癒しの空間のなかで、心も体も癒すことができる一歩先をいくArt&Scienceの両立を目指した歯科治療を提供します。
当院は、「クリニックにも“癒し”を。」をコンセプトに開院した総合歯科医院です。従来の歯科・矯正歯科にありがちな、「怖い」「痛い」「嫌な薬の匂いがする」といったイメージを徹底的に払拭し、ご利用になるすべての皆さんが、ここに来るだけで不安や恐怖心から開放される。そんな極上の癒しの空間にこだわりました。 また、診療においては、患者様の生涯にわたる健康を真剣に考え、「天然歯を一本でも多く残すこと」を目的に、サイエンスに基づいて丁寧に診査・診断。コミュニュケーションを大切にした患者様一人ひとりに向き合った癒しの歯科医療をご提案します。
癒しの発想で生まれたこだわりの上質空間
当院の患者様へのおもてなしの心の象徴ともいえるのが、クリニック名の「AQUA」の由来でもある“滝”です。「ラグジュアリー感を演出するためですか?」と聞かれることもありますが、滝を院内に流そうと思いついた理由は違います。登山をしたとき、川のせせらぎの音を聞くと心が和らぎます。この体験をヒントに「クリニックで治療を受ける患者様が、少しでもリラックスできたら」と考え、院内に滝を流すことを思いつきました。滝があることで、患者様の歯科医院に対する精神的な不安を、自然にほぐすことができれば幸いです。
当院は“女性に優しいクリニック”を目指しています。抜歯した直後の姿などは、人に見られたくないという女性の心理に配慮し、女性専用待合室やパウダールームを設置しました。他にも、女性が心からリラックスして治療を受けていただけるよう、院内には様々な工夫を施しています。
院内の全ての部屋は一見、統一されたデザインのように見えますが、色調や細かい部分がよく見ると少しずつ異なっています。初めて来る患者様に、緊張感を与えないレセプション、安心して治療を受けることができる診療室、癒しの空間で行うメンテナンスルームなど、患者様の心理状態や治療状況まで考慮して、診療室毎に表情を変えています。
また、診察室にあるテーブル、ランプなどの家具や小物、そしてドアの取っ手までもが、クリニックに合わせた完全オリジナルデザインです。誰も気が付かないかもしれませんが、こういった細かい部分への徹底したこだわりが、誰もが「何となく居心地がいい」と感じる、上質な空間作りには欠かせません。 これは当院が目指す「細部まで決して手を抜かない、患者本位の診療」にも通じる考え方です。
天然歯を1本でも多く残して
トラブルなく健康に生活できる治療を
当院は、患者様の歯がずっと長持ちして、トラブルなく健康に生活していける治療をモットーとしています。その治療を成功に導く第一歩が、正確な診査・診断です。
当院は「痛い所、悪い所だけ治す」対処療法ではなく、「なぜ歯が悪くなったのか」など、病気の根本的な原因から考える治療を実践するクリニックです。そのため、従来の感覚では、時間も費用もかかるように思われるかもしれません。しかし、長い目で見れば、再治療の必要性が少なく、費用面でも、快適な口腔環境が長続きするという意味でも、満足度の高い結果が得られます。
医療機関を選ぶポイントは「ドクターの技術力」「先生を信頼できるか」「先生が治療を受ける側の気持ちに寄り添って、どれだけ理解・受容してくれるか」の3点が重要です。
当院は、患者様にとって本当に必要な治療を本気で考え、虫歯一本から保険外の自費治療まで、患者様が納得できる治療を選べるクリニックでありたいと考えています。 常に患者様の立場になって、医療従事者である自分自身が受けたいと思える治療を心がけています。
清潔な院内環境は治療を成功させるカギの一つです。当院は3種類の滅菌器・洗浄器を導入して、衛生管理を徹底しています。使用した機材はまず、微細なタンパク汚れも残さず除去する、ドイツMiele&Cie.KG社の ジェットウォッシャーによって自動洗浄し、洗浄された機材は、「高圧蒸気滅菌器」で滅菌します。国内基準であるクラスNの滅菌器を採用しているのが一般的ですが、クラスNの滅菌器では完全な滅菌は出来ません。当院では、欧米の厳しい基準をクリアした滅菌が可能なクラスBの滅菌器IC Claveを採用。さらに、タービン(歯を削る機械)には、タービン専用のクラスSの高速滅菌器を用意しております。
当院では、滅菌・消毒専任スタッフを配置し、3種類の滅菌器・洗浄機をフル活用して、歯科医療に使うすべての器具を安全に、隅々まで高レベルの滅菌処置を行います。治療レベル同様に、滅菌体制にも一歩先を行く基準を目指しております。
癒しの発想で生まれたこだわりの上質空間
日本の多くの歯科医院では、適切な診査診断・歯周病・予防への対応が省かれてしまい、「痛い所の虫歯だけを削って詰める治療」を繰り返してきました。その結果、80歳以上の6割以上が総入れ歯という、先進国として極めて残念な結果に至っております。
当院は、綿引淳一院長が考える歯科医療への思いと、欧米の歯科先進国の治療法、そして癒しの空間を融合した歯科総合のクリニックです。健全な口腔環境を通じて全身の健康と、食事をおいしく食べられる笑顔あふれる生活が過ごせるように、歯科医療に情熱と強い信念を持ったスタッフが一丸となって、日々の診療に真剣に取り組んでおります。
場当たり的な対処療法ではなく、虫歯など病気になった根本的な原因を追究する治療法に注力する当院が、最も重視するのが治療前の診査・診断です。当院では、応急処置を除き、適切な診査・診断を行い、治療箇所や将来のリスク箇所など、様々な角度から分析し、患者様にとって最良の治療方針をご提案します。すべての患者様の治療方針は綿引院長がすべて目を通し、承認が得られた治療方針を、担当医からご説明します。治療の効率化を図るため、歯科医師による治療と歯科衛生士によるクリーニングを並行して行います。
最後に、治療には患者様のご理解・ご協力が必要不可欠です。
治療内容を十分ご理解頂いた上で、患者様とクリニックの二人三脚で治療を効果的に進めて参ります。
診療をお受けになる前に、当院の歯科医療に対する姿勢をよくご理解いただき、納得して治療を受けていただくようにお願い致します。