学術活動

2024.08.24

綺麗な歯並びで得すること


皆さん綺麗な歯並びと聞いて何を思い浮かべますか?

笑顔が素敵、若々しい印象などが思い浮かぶのではないでしょうか?

綺麗な歯並びの定義とは何でしょうか?

1)上下・左右対称 2)重なりがない 3)嚙み合わせがいい が主に挙げられます。

1)上下・左右対称とは「い」と発音する口の形にした際、正中線とよばれる顔の中心線と上下の前歯    

  の真ん中部分がお互いに揃っている状態が、正しい歯並びとされる上下の位置関係となります。

2)重なりがないとは歯の位置やねじれがない状態をいいます。

3)嚙み合わせがいいとは上の前歯が下の前歯よりも2~3mm前方に出ている。(オーバージェット)

  また、食べ物などをしっかり噛み切ることができるよう上の前歯が下の前歯よりが2〜3mm重なっ

  ている(オーバーバイト)が良い状態とされています。

綺麗な歯並びの定義を挙げたところで、本題の綺麗な歯並びで得する事を挙げていきたいと思います!

 1)健康面で利点 2)審美面での利点 3)心理的な利点 が挙げられます。

 1)健康面での利点

   嚙み合わせが改善すると食べ物を効率的に噛むことができ、消化が助けられます。

   また適切なかみ合わせは、顎の負担を軽減し、顎関節症などの問題を予防できます。

   また、歯並びが整っているとブラッシングやフロスが効果的に行え、セルフケアもしやすく、

   虫歯や歯周病のリスクが減少します。

 2)審美面での利点

   歯並びが綺麗だと自分の笑顔に自信を持ちやすくなり、人前での発言や社交的な場面で積極的に 

   なれます。また、整った歯並びは顔全体のバランスをよくし、上品さが出て若々しい印象を与え

   ることもあります。清潔感も増え第一印象が良くなり、コミュニケーションの向上にもつながり

   ます。

 3)心理的な利点

   精神的な利点もあります。 歯並びに自信が持てると、精神的にも安定し、自己肯定感が高まるこ  

   とがあります。

このように何点か綺麗な歯並びで得することを挙げていきました。

また、この綺麗な歯並びを保つ為にも色々と方法があります。その中の1つ、矯正治療後の綺麗な歯を保つリテーナーについてです。

リテーナ―とは保定装置で矯正装置を外した後の歯並びが後戻りしないように使用する装置のことです。

矯正治療が完了した直後の歯は非常に不安定で、歯を支える骨や歯肉がまだ安定していないため、リテーナーを使用しないと歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が発生する可能性があります。

しかしリテーナーを使用することで、歯が元の位置に戻るのを防ぎ、治療の成果を長期間にわたって維持することができます。リテーナーには取り外し式と固定式があり、毎日の清掃と定期的なメンテナンスも必須となります。リテーナーの使用は、治療後も綺麗な歯並びを保つために欠かせないステップです。

 

今回綺麗な歯並びについてお伝えしてきましたが、歯並びが整っていることは健康面、審美面、コミュニケーションの場、さらには心理的な側面においても多くの利点をもたらします。自信をもって笑顔を見せることで、人生の様々な場面でプラスの影響を受けることができるでしょう。歯並びを整えることは、自己投資として大きな価値があるのです!