こんにちは ♪
3月の勉強会は「根管治療について」でした。
みなさんは歯の根の治療で何度も歯医者に通ったという経験はありますか?
根の治療は、とても手間のかかる治療ですが、同時にとても大切な治療でもあります。
今回はそんな根管治療の時に使う材料について、世界的に広く使われているものから最新のものまで幅広く勉強しました!
根管治療の際に使われる、シーラーという薬剤があります。
当院では、10年以上歴史があり広く世界的に使われている、ケイ酸カルシウム系を使用しています。
バイオセラミックシーラーに対応するガッタパーチャの存在
通常の根管治療では、神経がなくなった根管の内部にガッタパーチャという薬剤を詰めて治療を行います。
しかし、歯の根管内のpHが高いと薬剤の体積が減ってしまいます。
当院ではそれを防ぐために、グラスアイオノマー粒子でコーディングされている、新しいガッタパーチャを導入しております。
MTAセメントを用いた根管治療
当院では、矯正治療に配慮したMTAセメントを用いた根管治療(保険外)を行っております。
MTAセメントを用いた根管治療は、近年注目されている次世代の根管充填方法です。
MTAセメントは、生体親和性、歯根破折抵抗の向上、抗菌性、適度な膨張性など様々な点で、優れているとの報告がある耐破折性が高くなることが報告されています。
このように根管治療にはたくさんの薬剤や治療方法がありますが、当院では勉強会を通し、最新の治療方法をみんなで学び、より良いものを取り入れています!