新年あけましておめでとうございます。
いつもAQUA日本橋DENTAL CLINICのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2021年も、当院では引き続き感染症対策をしっかりと行いながら診療を進めてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
さて今回はホワイトニングについてご紹介させていただきます。
ホワイトニングとはどのような処置をするの?
ホワイトニングとは、歯を削ったり被せ物をすることなく、ご自身の歯そのものを白くする処置のことを言います。歯の着色や汚れはクリーニングで落とすことができますが、生まれついての歯の黄ばみの軽減や、加齢による歯の色の濃さを薄くしたいといった場合にはクリーニングだけでは問題が解決しません。ホワイトニングでは歯を漂白していくため、歯そのものの色を白く美しくすることが可能となります。
どんな効果があるの?
歯の内部から漂白することで、透明感のある自然な仕上がりを体感いただけます。
※当院での施術例※
↑ホワイトニング前
↑ホワイトニング後
そもそもホワイトニングのメカニズムとは?
加齢や食生活などが原因で変色してしまった歯は、歯の内部に色素が多く含まれてしまい黄色味を帯びて見えてしまいます。ホワイトニングは、ジェルを塗布し、そのジェルが内部まで染み込むことで色素を分解し、歯を内部から白くすることが可能です。
ホワイトニングにはどんな種類があるの?
▼オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。歯科医院内専用の高濃度のホワイトニング薬液を歯面に塗布し、ホワイトニング効果を高めるための専用の光照射を行います。
【メリット】
・一回のケアで白さを実感できるため、お急ぎの方にもおすすめ
・施術は歯科衛生士が担当するため、自身での手間がかからず安心
【デメリット】
・一時的に知覚過敏が起こる可能性がある
・後戻りしやすい
・ケアの費用が高い
▼ホームホワイトニング
歯科医院で専用のマウスピースを作成し、ご自宅など好きな場所、好きな時間にホワイトニング薬液を注入していただくホワイトニング方法です。薬液をいれたマウスピースを一日数時間を目安に1~2週間程度続けて装着していただきます。
【メリット】
・自分の好きな時にホワイトニングできる(飲食中は不可)
・後戻りがしにくい
・自然な色さになりやすい
・オフィスホワイトニングに比べて、知覚過敏のリスクが低い
【デメリット】
・効果がでるまでに時間がかかる
・自分で行わなくてはならないので手間がかかる
▼デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたものです。
【メリット】
・後戻りしにくい
・自分の理想の白い歯に近づく
【デメリット】
・ケアの費用が高い
費用はどのくらいかかるの?
AQUA 日本橋DENTAL CLINICでは、ホワイトニングに3つのコースをご用意しています。
① オフィスホワイトニングコース(お忙しい方におすすめ)
オフィスホワイトニング3回をワンセット
片顎:60,000円(税別)
上下:110,000円(税別)
② ホームホワイトニングコース(最も気軽にできるホワイトニング)
上下:50,000円(税別)
③ デュアルホワイトニングコース(当院おすすめホワイトニング)
オフィスホワイトニング+ホームホワイトニング(ポリッシング・2時間後のイオン導入含む)
片顎:40,000円(税別)
上下:70,000円(税別)
コロナ禍で人気の最新のホワイトニング とは?
近年では審美的意味合いだけでなく、口腔ケアが全身の健康増進に繋がることが明らかになってきました。
そこで、ご紹介したいのが抗菌性と歯の修復効果を高めた “ナノケア プレミアムホワイトニング” です。
ナノケアプレミアメンテナンス
(ナノケア+過酸化水素ジェル+イオンコート)
50,000円(税別)
毎日の歯ブラシでは取りきれないバイオフィルム(細菌)を除菌した上で、歯を修復しつつ、美白効果も期待できるメンテナンスです。
・ホワイトニングで歯が染みることに不安を覚える
・少しだけホワイトニングケアを試してみたい
という方にもおすすめです。
ナノケアイオンコートに加えて、過酸化水素と光触媒技術を用いたエナメル質の強化、さらにホワイトニング効果をプラスしています。
ホワイトニングケア中の食事はどうすればいいの?
ホワイトニングの効果はアルカリ性の環境下で最大限発揮されます。しかし、ホームホワイトニングジェルは保存性を高めるためpH6.5~6.8程度の弱酸性になっています。
そのため、ホワイトニングの直前に酸性の食品を口にすると十分な効果が発揮できない可能性があります。普段の食事でも口腔内のpHは一時的に下がってしまいますので、食後1時間ほど経過してからのほうがよいとされています。
また、ホワイトニング直後に酸性の食品と摂取してしまうと、エナメル質の脱灰が進むため、酸性食品の摂取は控えることをおすすめします。炭酸飲料や梅干し、柑橘系の果物はpHが低く酸性であるため注意が必要です。
ホワイトニングケア後は
どのような食材であれば食べていいの?
ホワイトニング後は少なくとも24時間は着色性食品の摂取を控えてもらい、普段の食事も気を付けてもらう必要があります。
【着色しにくい食品】
★白いもの
ホワイトニング後はなるべく色素の少ない食品を召し上がっていただくことをオススメします。
例)牛乳、水、ホワイトソース、白身魚など
★繊維性の食品
何度も噛むことで機械的に歯の表面の着色を防ぎます。
例)するめ、セロリなど
★タンパク質分解酵素を含む食品
化学的に歯の表面の着色を防ぎます。
例)キウイ、生姜など
ホワイトニングQ&A
Q.後戻りはしますか?
A.ホワイトニングの種類によって異なります。
上記の表は、ホワイトニング種別の歯の白さの持続性を表しています。ホームホワイトニングは結果が出るまでに時間がかかるものの、後戻りが緩やかです。反対にオフィスホワイトニングは短時間で効果を実感できるものの、後戻りが早くなりがち。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法であるデュアルホワイトニングは両方の効果で、歯の白さや白さの持続性も高いことが特徴です。
当院でデュアルホワイトニングを選ばれる方の多くは、およそ2〜4年に一回程度の頻度で施術される方が多いようです。
Q.施術中・施術後に痛みが出たりしみたりすることがありますか?
A.個人差はありますが、施術中・施術後に知覚過敏のような痛みが出る可能性があります。
日本人は体質上、海外の方と比べると歯のエナメル質が薄いため、知覚過敏のような症状が出やすいとされています。
Q.近ごろ安価でできるホワイトニングや自宅で出来るホワイトニングの話を聞きます。受診せずに行うホワイトニングと何が違うのでしょうか?
A.歯へ深刻なダメージを与えてしまう可能性があります。
安価なホワイトニングの最大の懸念点は「歯へ深刻なダメージを与えてしまうことがある」ということです。また、ホワイトニング効果が持続しづらいことも近年報告されてます。
当院では、患者さんの歯の質やライフスタイルをしっかりとお伺いした上で、審美性と健康の両立を目指した専門性の高いホワイトニングをご提供しております。
Q.ホワイトニング専門のクリニックで施術した方がいいの?
A.歯へ深刻なダメージを与えてしまう可能性があります。
世の中には、ホワイトニングだけでなく、矯正専門、マウスピース矯正専門など「〇〇を専門に行っている」と標榜するクリニックが多く存在しております。
当院の院長も元々は矯正専門の歯科医師でした。その経験則から、確かに「 〇〇専門クリニック」というキャッチの方が、具体的な目的を持った患者様に来ていただきやすいかと思います。
しかし、当院では「患者様の利益や健康を第一に考えた場合、専門性を絞りすぎるのは好ましくない」という結論に達しました。
例えば、ホワイトニングだけ目的として診察に来た患者様に、深刻な虫歯や病気が隠れていた場合を想像してみてください。専門性を絞りすぎてしまうと総合的な対応が難しくなり、重大な疾患が見逃されてしまう可能性も多々あります。
そこで当院では、包括的で高度な歯科治療を提供しております。とはいえ、もちろんホワイトニングに関しても最先端のホワイトニングを実施しております。
Q.ホワイトニングで歯がもろくなったりしますか?
A.ホワイトニング後にしっかりとケアをすることで予防が可能です。
オフィスホワイトニングを短期間で何回も繰り返し行ってしまうと、歯の表面が粗造になってしまう可能性が高まります。
そこで当院ではデュアルホワイトニングをおすすめしています。デュアルホワイトニングでは、ケアの最後にカルシウムを擦り込み、さらに2週間後の経過観察時に「イオン導入」を行い歯を強化します。
修復作用のあるナノケアメンテナンスをホワイトニング前後で行うのもおすすめですよ。
Q.マウスピースは持っているので、ホームホワイトニングのジェルだけを購入するということは可能ですか?
A.可能です。
当院の受付にて1本3,500円で販売をしております。購入をご希望の方は受付までお問い合わせください。
Q.ホームホワイトニングジェルの種類はありますか?
A.当院では濃度が同じ2種類のホームホワイトニングジェルをご用意しております。
ノーマルタイプとミントタイプで、お好みの味をお選びいただけます。日本人の歯は海外の人の歯と比べてエナメル質の厚みが薄いため、日本国内では10%の濃度のジェルの使用が許可されています。
Q.余ってしまったジェルの保存方法はありますか?
A.冷蔵庫にて約1年程度保存が可能です。