医院からのお知らせ

2026.07.26

【症例紹介】叢生と歯周病・歯肉退縮を、矯正治療と歯周再生治療の融合で改善した一例


東京日本橋AQUA歯科・矯正歯科 包括CLINICです。今回は、歯並びのガタつきに加えて歯周病・歯肉退縮のお悩みを併せ持っていた患者様の症例をご紹介します。


【症例写真:治療前】

【症例写真:治療後】


来院までの経緯

歯並びの相談で来院される患者様の中には、歯並びだけでなく歯茎の状態にも不安を抱えている方が少なくありません。今回ご紹介する34歳の患者様も、歯のガタつきに加えて、歯茎が下がってきている(歯肉退縮)ことや、歯周病の進行を気にされていました。

「歯並びを治したいけれど、歯茎の状態も心配」というお悩みは、矯正治療単独を行うクリニックでは十分に対応しきれないケースがあります。当院では、矯正歯科と歯周病治療の両方を専門的に扱っているため、このようなケースにも一体的に対応することができます。

叢生・歯周病・歯肉退縮とはどのような状態か

叢生(歯のガタつき)がある場合、歯と歯が重なり合っている部分は歯ブラシが届きにくく、プラークが残りやすくなります。これが歯周病の発症・進行を助長し、結果として歯を支える骨が失われたり、歯茎が下がる「歯肉退縮」につながることがあります。

歯肉退縮が進行すると、歯の根の部分が露出し、知覚過敏や見た目の変化(歯が長く見える)、さらには歯の寿命そのものに影響を及ぼす可能性があります。歯並びの改善と歯周組織の健康回復は、切り離して考えることができない密接な関係にあります。

当院の考え方:歯を動かす前に、歯周組織を整える

当院が提唱する「包括的矯正治療™」では、歯周病や歯肉退縮を抱えている患者様に対して、歯周組織の状態を十分に評価したうえで、矯正治療の計画を立てることを重視しています。歯周病がコントロールされていない状態で歯を動かすと、症状を悪化させてしまう可能性があるためです。

また、歯周組織そのものに問題がある場合は、矯正治療と並行して、あるいは前後して歯周再生治療を行うことで、歯を支える組織の回復を図りながら、より安定した歯並びの獲得を目指します。歯科疾患の根本的な原因に対して適切な治療を組み合わせることで、長期的に歯を守る治療につなげることができると当院では考えています。

今回の治療内容

今回の患者様には、精密検査の結果をもとに、上下顎左右4番を抜歯したうえでマルチブラケット装置による矯正治療を行う方針としました。あわせて、歯周組織の状態を踏まえ、上下顎に歯周再生治療を組み合わせた治療計画をご提案しています。

歯並びを整えるための歯の移動と、歯周組織の回復という2つの目標を同時に達成するためには、治療の順序やタイミングの見極めが重要になります。当院では、矯正治療の進行状況を確認しながら、歯周再生治療のタイミングを調整し、3年という治療期間の中で計画的に進めていきました。

症例概要

項目内容
初診時年齢34歳
主訴叢生・歯周病・歯肉退縮の改善
抜歯/非抜歯上下顎左右4番抜歯
治療内容/装置マルチブラケット装置による矯正治療、上下顎歯周再生治療
治療期間3年
費用100万円(※最新の料金表をご確認ください)
治療のリスク及び副作用装置装着による歯みがきのしづらさに伴うむし歯・歯周病リスクの増加/歯の移動に伴う歯根吸収や歯肉退縮の可能性

治療を終えて

歯並びの改善と歯周組織の回復を同時に目指す治療は、単独の矯正治療に比べて治療期間が長くなる傾向がありますが、その分、口腔内全体の長期的な健康を見据えた結果につながりやすいという特徴があります。歯茎の状態に不安を抱えたまま矯正治療を諦めていた患者様にとって、歯周病治療と矯正治療を一体的に受けられることは大きな安心材料になります。

矯正相談のご案内

歯並びのお悩みに加えて、歯茎の状態や歯周病が気になっている方は、ぜひ一度、当院の矯正相談にお越しください。矯正歯科と歯周病治療の両方の専門的な視点から、現状とこれからの治療方針についてご説明いたします。


東京日本橋AQUA歯科・矯正歯科 包括CLINIC
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